七宝焼

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七宝焼

七宝焼 花瓶
七宝焼独特の色合いと柔らかな形を持つ花瓶は、贈り物・プレゼントに最適です。 七宝作品の中でも人気の花瓶を集めました。
七宝焼 額
お部屋に飾れば雅やかさがあり、贈り物にしても大変喜ばれます。高級七宝焼の額です。 19cm角の小さな額から40cmを超えるものまで取り揃えました。
七宝焼 飾皿
七宝飾皿ならではの光沢に素地の輝きがプラスされ美しい逸品です。
七宝焼 銘々皿
使いやすい七宝焼銘々皿です。 和菓子、1品料理、取り皿と幅広くお使い下さい。
七宝焼 マグカップ・フリーカップ
七宝焼はきめがこまかく、なめらかで、口当りがやさしく、優雅なグラスです。
七宝焼 食器その他
使いやすい形に、七宝焼のワンポイントがある食器は、華やかさがあります。
七宝焼 生活雑貨その他
繊細な七宝の細工をあしらった雑貨は、気軽なギフトにも最適です。

七宝焼の歴史について

飾皿七宝焼のその歴史は大きく2つに分かれ、最初は江戸時代以前です。
もともとの技術は、ビサンチンやバビロニアで生まれたとされています。
その技術がシルクロードを通ってアジアに伝わり、中国から日本に伝わったとされています。


日本に伝わったのは古墳時代とされ、仏教の7つの宝である金・銀・瑠璃・蝦蛄・メノウ・真珠・マイカイに匹敵するほど美しいというところから七宝焼と呼ばれるようになりました。
基本的な技法はこの当時から変わっておらず、金や銅などの金属の上に釉薬を塗って焼くというものです。
ただし、当時の七宝は現在のものほど澄んだ輝きではなかったので、泥七宝と呼ばれます。
この七宝の技術は、江戸時代後期から明治時代にかけて大きな進歩を遂げます。
その進歩は現在の愛知県にある七宝町で起こりました。
この由来はもちろん七宝焼です。


江戸時代に梶常吉という方がいて、オランダから輸入された七宝焼の皿があまりにも美しく、どうにかその皿と同じものを作りたいとおもったそうです。
ところが、いろいろ試してみてもなかなかうまくいかない。ついに常吉はその皿を割って美しさの秘密を解き明かそうとしました。
すると出てきたのは、銅の上に釉薬を塗ったものだったのです。
ここで日本の七宝は第二の誕生となります。常吉のあとを継ぐ者も次々と現れ、日本では明治時代にかけて七宝焼の技術が進歩していき、様々な流派も生まれ、現在の伝統工芸品と呼ばれるまでの地位を確立しました。


それなので、現在の七宝焼のもとになっているのは、江戸時代以降のものと言えます。
昔はふすまの引き戸などにも使われていましたが、現在ではアクセサリーなどにしか使われていません。
しかし、その美しさは他の装飾品にまったく劣らず、現在でも輝き続けています。